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今回から第5章だね。 |
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うん。前回ちょっと予告した通り、 この章ではメッセージウィンドウにシステムボタンをつけてみるね。 |
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どんなボタンをつけるの? |
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ん~、メッセージウィンドウはこんな感じにするつもりだから… |
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最終的につけるボタンはこれだけかな。 |
<メッセージウィンドウにつけるボタン>
※セーブにはフリーセーブモードを使用します。![]() |
結構色々つけるんだねぇ。 |
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まぁね。あと、今回は KAG のパッケージに元々含まれてる SystemButtonPlugin クラスっていう KAG プラグインをベースにして作っていくから。 |
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そういえば前回もそんなこと言ってたよね。 でも、そのプラグインってどこにあるの? system フォルダには SystemButton っていう感じの名前のファイルはないみたいだけど? |
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SystemButtonPlugin クラスの定義が書かれてるスクリプトファイルは template フォルダの中には入ってないんだ。 |
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じゃあどこにあるの? |
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吉里吉里のアーカイブファイルを解凍すると kag3 っていうフォルダができるよね。 |
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うん。その中に template フォルダがあるんだよね。 |
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システムボタンのスクリプトは kag3 フォルダの中にある kag3plugin フォルダの中の sample っていうフォルダの中にあるんだ。 |
<システムボタンのスクリプト(systembutton.ks)があるフォルダ>
※version 2.28 安定版での位置です。
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へぇ、そんなところにあるんだ。 |
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kag3plugin フォルダの中には他にも色んなプラグインが入ってるから、 一通り見てみると参考になると思うよ。 |
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ほんとだ、色んなファイルがあるね。 あ、もしかして systembutton.ks っていうのがシステムボタンのファイル? |
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ん、そうだよ。 |
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ちょっと開いてみてもいい? |
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うん、もちろん。 |
<systembutton.ks の中身>
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SystemButtonLayer っていうクラスが定義されてるけど…これってシステムボタンのプラグインじゃないよね? |
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SystemButtonLayer クラスはシステムボタン用のレイヤを定義してるクラスだよ。 もうちょっと下の方を見てみて。 |
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わかった。 え~っと… |
<systembutton.ks の 48 行目付近>
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あ、あった! これだよね? |
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うん。これがシステムボタン用の KAG プラグイン、SystemButtonPlugin クラス。 今回はこのスクリプトを使ってメッセージウィンドウにシステムボタンをつけていくから。 |
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でもなんか難しそうなスクリプトだよね… |
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ん~、確かにちょっと難しいところもあるけど、今までの知識があればちゃんと理解できると思うよ。 |
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そうなの? |
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うん。今までにやったことないコトはそんなに出てこないから。 |
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ふぅん、そうなんだ。 |
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んじゃ、今回はこれくらいにして、次回からシステムボタンについて詳しく見ていくね。 |
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うん、りょ~かい! |
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それじゃ、また次回ね! |